食事療法と言う言葉を耳にすると、とても難しい気がして続けられるかどうか不安になってしまします。
また、あれもこれもと、どこから手をつけていいのか分からなくなってしまった…。なんてことはないでしょうか?
せっかく勉強した食事療法も長く続けられなくては意味がありません。普段の生活に当てはめつつ、
無理なく続けるためのコツを教えていただきました。
治療には一般的に、食事療法・運動療法・薬物療法とがあります。この中で2つ以上のものを組み合わせて 治療を行う方もいらっしゃいますが、たいていの生活習慣病の治療には食事療法や運動療法はつきものです。 食事は毎日欠かすことのできないものですが、食生活を改善するのは大変です。改善できたとしても、 すぐに効果は現れにくかもしれません。しかし、長く続けることで、良い治療となるはずです。
「食事療法」というと、どうしても「制限」・「我慢」というようなイメージをお持ちの方が多いのかもしれません。
何でも好きな食べ物がすぐに手に入り、お腹いっぱい食べられる今、食事を「制限」・「我慢」をすることは、
誰だって良いイメージにとらないでしょう。生活習慣病によっては、いままでの食事内容よりも、
もっと多くの食べ物を摂らなければならない食事療法もあります。
しかし、「誤った食生活を見直して正しい食生活に改善していく」、「体にあった食生活をしていく
」というような捉え方をして頂けると、気持が少し楽になるのではないでしょうか?
秤を使って計量しながら、食材や調味料の量を加減していくことが望ましいところですが、 料理する時間に余裕がなかったり、外食事に人の目が気になったりと、なかなかうまくいかないのが 現実かもしれません。量であれば、まず、自分に合った量やカロリーガイドブックなどを参考にして、 1日に何をどれだけ食べるかを覚えていけば良いでしょう。味については難しいですね。味付けの好みは 十人十色ですが、たいていは濃い味付けを好む方が多いと思われます。かけ醤油をやめて、 つけ醤油にしたり、だし汁や香辛料を上手く使って減塩したり、なるべく「薄味」を心がけましょう。
コンビニエンスストアの商品やレストランのメニューなどカロリーや塩分量の表示をしているものが多く なってきていますし、カロリーガイドブックなども多数出版されていますから、参考にされると良いでしょう。 外食が多い方は、野菜不足・脂肪過剰になりがちです。メニューを選ぶ時には、不足しているものは何か、 摂り過ぎているのは何かを考えると良いと思います。1日30品目の食材を食べられるようにがんばりましょう。
あまり気合を入れすぎないことが大切だと思います。だからと言って手抜きをするという意味ではありません。
あれもこれもやらなければいけないと思うと、面倒になったり、ストレスになったりしがちです。
基本は「細く・長く」です。最初だけ一生懸命やっても意味がありません。やり始めは苦労されるかもしれませんが、
慣れるまでは、できるところから少しずつやってみることです。
そして、気をつけなくても自然にできるように習慣にしてしまうことです。食事の時には、お腹で食べず、頭で食べるようにすると良いですよ。
動が比較的好きな方は、興味のあるスポーツや好きなスポーツなどから取り組んでみると良いでしょう。 運動が苦手な方は、あえて慣れない運動メニューを考えずに、自分の生活の中で見つけると良いでしょう。 テレビを見ながら、お風呂に入りながらなど、ついでにできるものがおすすめかと思います。 一人では続ける自信がない方は、仲間と一緒にスポーツを楽しむ環境を見つけるのも良いでしょう。 生活上、必要なことと考えれば、おのずと継続できるのではないでしょうか?要は、苦に感じず、 自分の嗜好に合ったもので、楽しんでできること。これが一番です。
「お腹で食べず、頭で食べる」という言葉が印象的でした。食事療法や運動療法も楽しみながら、 習慣にしてしまえばいいのですね。ダイエットもこうやって続ければうまくいくかな…!?