忘年会、クリスマス、新年会とアルコールを飲む機会が増えてきました。美味しいお料理を食べながら、 楽しい仲間と飲むお酒は仕事の疲れを癒してくれて、明日への活力にもなります。 ところが、飲み過ぎると肝障害や糖尿病、高血圧、高脂血症、胃潰瘍などを招きます。 ひどい場合はアルコール中毒になってしまうこともあります。飲み方によっては肥満の原因にもなるようです。 一気(いっき)飲みをして急性アルコール中毒になったり、二日酔いで頭がガンガンして仕事に 支障をきたすことだってあるようですね。そんなことにならないように上手にアルコールを飲みたいものですね。

アルコールのエネルギーは1gあたり約7 kcalです。350ml缶ビールでは140 kcal、日本酒1合で 190 cal、焼酎お湯割1:5グラス1杯200ml で80 kcal、ワイングラス1杯80mlで60 kcalです。ごはん軽く1杯約150gで250 kcalですから、ビールなら大ビン1本630 mlとほぼ同じエネルギー量ですね。やはり、飲み過ぎは太るわけかな…?
太る原因はアルコールのエネルギーだけが原因でしょうか?お酒を飲むときの、おつまみは焼肉や焼き鳥、 唐揚げ、天ぷら、フライ等々と高エネルギーのものが多く、しかも、ついつい食べ過ぎてしまいます。「とりの唐揚げ」は1人前5個で600 kcal、「ピーナッツ」でも1つまみ30g 160 kcalなどと高エネルギーです。そして、飲んだ後にそのノリで仕上げにとラーメン(1杯600 kcal)や お茶漬け(1杯250 kcal),焼きおにぎり(1個150 kcal)を食べることもあるでしょう。女性ならデザートにとアイスクリーム(カップ1個180 kcal)を食べたりすることもありますよね。これでは太るはずです。
でも、おつまみを何も食べずにお酒を飲むことは食道や胃、肝臓によくありません。 また、アルコールにはたんぱく質もビタミン、ミネラル類もほとんど含まれていませんので、 アルコールだけを飲んでいるのは栄養面でもよくありません。
お酒を飲んで太らないようにするのは、お酒の量を控えることも必要ですが、 おつまみをエネルギーの低いものにすることです。焼き魚やお造り、湯豆腐、 サラダ、お浸しなどたんぱく質もビタミン類も含まれていて、低エネルギーの おつまみを選ぶようにしましょう。もちろん、このようなおつまみも食べ過ぎることはよくありません。
お酒を飲むとすぐに赤くなる、吐き気や頭痛、ひどい場合は頭がガンガンして眠られない、
翌日まで吐き気がするなど、悪酔いや二日酔いなどになる方がいます。人によって差があり、
いくら飲んでもこのような状態にならない人もいます。
これはアセトアルデヒドというアルコール
の分解過程で生まれる猛毒を分解する酵素が人によって違うため起こるものです。遺伝的なものですが、
少しでも予防するには「すきっ腹で飲まないこと」です。すきっ腹でお酒を飲むと、アルコールの
吸収が早くなり、血液中のアルコール濃度が急上昇して悪酔いを起こしやすくなります。
肥満にならないようなエネルギーの低いおつまみを食べながら、飲むようにしましょう。
普段の食事から注意して肝臓の機能を高めることも大切です。
良質のタンパク質、アミノ酸の一種の
タウリン・システインなどに効果があるようです。タウリンはカキ・イカ・タコなどに多く含まれています。
システインは枝豆・ゴマ・うずらの卵・そば・キウイなどに多く含まれています。
まずは水分を充分に摂ること。お茶やお水をたっぷり飲みましょう。コーヒーも適しており、カフェインにはアルコール
の分解を助ける効果があります。迎え酒はアルコールによって一時的に痛みや不快感を取り除くだけで、
逆効果でアルコール依存症の第一歩になります。
肝臓でアルコールが分解されるときに糖質が多く分解されますので、翌日の倦怠感を解消するために甘い
果物やハチミツを取るのもよいでしょう。
注意して欲しいのは飲んだ後に激しい運動をすることは心臓に大きな負担をかけ、
心臓麻痺となることもありますので、避けましょう。それと飲酒直後の入浴は厳禁!ましてサウナなどは絶対
避けましょう。翌朝にぬるめのお風呂につかるようにしましょう。
アルコールは太らないように、正しく、楽しく飲むようにしたいものです。
今回のテーマの中でも、特に「悪酔い・二日酔いを防ぐ方法」は、私にとって大変ありがたいものです。
私もアセトアルデヒドを分解する酵素が多くないようですが、先生の教えを守り、楽しく飲み続けたいと思います
(量を減らすのは難しいかな…)。