いよいよ暑さも最高潮となるこの時期、食欲がなくなり冷たい食べ物などにどうしても偏りがちとなります。 健康診断の結果も気になるところですが、結果表を横目についついビアガーデンに足を運ぶことも多いのでは ないでしょうか。今回は健康診断などでよく見かける検査値と食事の関係についてお伺いいたしました。

人間は自分の好きなものだけでお腹を満たそうとする傾向が高いんです。 甘いものが好きな人は好きな人は甘いものだけで、脂っこいものが好きな人は脂っこいもの だけでお腹一杯にしようとする。病気になるかならないかは食習慣に対するブレーキの利き方、 見極め方ができるかどうかによるようです。食習慣が原因となって病気になった方は、自分の 好きなものを食べ過ぎてしまい、他のものが食べられなくなり栄養バランスを崩してしまうのです。
そうですね。特に血液検査からはその人の食習慣や病気が良くなっているのか、悪くなっているのか判ることがあります。
代表的なものに糖尿病の指標に良く用いられるがありますね。この指標は血糖値の過去1〜2ヵ月分を反映します。
ですから検査の直前だけ食事節制をして血糖値を減らしても、この値で「一夜漬け」がばれてしまいます。
ほかにもいろいろありますが、ひとつの指標からではなく関係するデータを組み合わせてみることも必要ですね。
HDLコレステロールなんかは善玉コレステロールと呼ばれあまり問題視されませんが、運動や飲酒により上昇する
ことが知られています。ですから肝機能の状態をあらわしているGOT、GPT、γ-GTPなんかも同じにみること
で飲酒により影響されているのかどうか判断することができるわけです。
健康診断や人間ドックなどで使われる検査項目はその状態によっても項目数は変わりますが、 生活習慣病などにまつわる代表的な検査値についてご紹介します。
はやくから検査値などEvidence(根拠/証拠)に基づいた栄養指導の大切さについて取り組まれ、チーム医療の 大切さをお伺いしておりました。長年の栄養指導の現場における経験から「検査値」と「食事傾向」、 そして「性格」などを結びつけた大変興味あるお話もいただきましたが、このたびは検査値からわかる食事傾向を 中心にお話いただきました。