近年、食物繊維の効用に関心が高まり、食物繊維を配合した加工食品も多数登場しています。 以前は人間の消化酵素では分解されない食べ物で、「カス」と言われていた食物繊維。 それがどのような点で注目されているのか?またどのように摂取すれば良いのか?栄養指導の現場でご活躍の、 管理栄養士の先生にお聞きしました。

一般的な定義は「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」であり、 食物繊維の分析に当たっても基本的にはこの立場がとられています。5つの栄養素に続く“第6の栄養素”とされ、 さまざまな生活習慣病対策に重要であると考えられています。 食物繊維には働きに少し違いがある水溶性の食物繊維と、不溶性の食物繊維があります。
近年、日本人の摂取量は低下の傾向にありますが、成人で1日20〜25gは摂取することが望ましいとされています。 1日の目安量として、野菜300g、芋類100g、果物200gを食べると目標値に近くなります。主食(ごはん、 甘くないパン、麺類のうち1品)、主菜(魚類、肉類、大豆製品、卵類のうち1品)、 副菜(野菜類、きのこ類、こんにゃくなど)を毎食摂ることで、バランスのとれた食事ができます。
以下に食物繊維を多く含む食品を掲載しましたので、ご参考の上、皆様も食物繊維の摂取を心掛けてください。
西村先生は病院栄養士として35年間にわたり勤務し、現在はフリーで糖尿病教室などを行なっておられます。
「腎臓病食品交換表」や「透析の献立カード」の共著があり、また糖尿病で「※合併症になら連」
阿波踊り大会の実行委員長も務めるなど、大変精力的な西村先生。患者の皆様への栄養指導と同じく、
今回も本当に丁寧に、解りやすくお話しくださいました。
※「合併症になら連」はどなたでも参加できます。詳しくは合併症になら連ホームページまで。