健康辞典「栄養成分のこと」

イチョウの葉から抽出・精製された粉末エキスはドイツを中心に研究が進められ、ヨーロッパ諸国では30年以上も脳機能障害や耳鳴りの治療のための医薬品として利用されています。
欧米で実施された臨床試験では軽度から中度のアルツハイマー病患者にイチョウ葉エキスを飲ませると痴呆を改善する効果が見られたという報告もあり、イチョウ葉の痴呆に対する効能はかなり信用性の高いものといえます。
近年では脳梗塞などの脳血管障害はもとより、アルツハイマー病や脳血管性痴呆薬として盛んに臨床応用されています。
イチョウの種子の外皮にはギンコール酸という成分があります。これは種子の外皮に多く、かゆくなったり、接触皮膚炎やアレルギー、腹痛、下痢、吐き気などの胃腸障害などを起こす可能性があります。この物質は葉にも0.1〜1%程度含まれており、商品を選ぶ際にはギンコール酸の除かれたもの(ドイツ薬局方では5ppm以下と規制)を選ぶことが重要です。
あくまでイチョウ葉エキスとは「葉」そのままの抽出液ではなく、一定の加工を経た「抽出エキス」のことをさします。
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| Dr.W.シュワーベ |
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