健康辞典「栄養成分のこと」

カシスはヨーロッパからアジアにかけての寒冷地に広く生育するユキノシタ科スグリ属に属する落葉低木性の植物で、6〜8月に直径1cm弱の濃紫色で酸味のある小さな果実をつけるベリー類の一種です。
カシスには、主として4種類のアントシアニン(デルフィニジン-3-o-ルチノシド、デルフィニジン-3-o-グルコシド、シアニジン-3-o-ルチノシド、シアニジン-3-o-グルコシド)が含まれています。
アントシアニンとは赤紫色の水溶性の色素で、視力を改善する働きがあります。その中で最も高い抗酸化力を持ち、目によいとされるのがデルフィニジン配糖体で、カシスアントシアニンにはこのデルフィニジン配糖体が約60%という非常に高い割合で含まれています。抗酸化力に優れたデルフィニジン配糖体を主とすることがカシスのアントシアニンの特徴です。
ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンは、視力を改善する働きがあるとして今日広く知られていますが、注目され始めたきっかけは第2次世界大戦時のあるエピソードにありました。
当時、毎日ブルーベリージャムをたっぷり食べていた英国空軍のパイロットが、「夕暮れや明け方の薄明かりの中でも敵機の攻撃がよく見えた」と証言したことからブルーベリーと目の働きに関する研究が開始されたのです。
その後1964年になって、ブルーベリーの色素成分であるアントシアニンが光の信号を脳に伝えるロドプシンという物質を活性化させることが明らかになりました。
最近では、アントシアニンの中でもより強い抗酸化力を持つデルフィニジン配糖体を多く含み、ブルーベリーの何倍もの即効性と持続力を持つカシスエキスに対する関心が高まっています。
長時間本を読んだり、パソコンを使用した直後などは目の筋肉の緊張がほぐれず、近くに焦点が固定されたままとなります。そのため一時的に近視のような状態となりますが、これを仮性近視と呼びます。
仮性近視は治療が可能ですし、十分な睡眠でまれに治る事もありますが、仮性近視の状態が続くと早い方では約3ヶ月で、本当の近視になってしまいます。
カシスエキスに含まれるアントシアニンは仮性近視を抑制します。
| ポリフェノール含有率(100gあたり) ポリフェノールは活性酸素を除去する働きがあります。 |
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| 1位 | ワイン | 300mg |
| 2位 | カシス | 282mg |
| 3位 | ブルーベリー | 252mg |
| アントシアニン含有率(100gあたり) アントシアニンはポリフェノールの一種でこのアントシアニンは目の疲れを予防してくれます。 |
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| 1位 | カシス | 0.29% |
| 2位 | ブルーベリー(ローブッシュ) | 0.19% |
| 3位 | ブルーベリー(ハイブッシュ) | 0.10% |